尋凜

青嵐

 凜一が自分と同じ類の人間だということに、千尋は随分前から気が付いていた。しかし年端のいかない凜一がそれを自覚しているはずもなく、せめては道の誤りに気がついたときに手を差し伸べられるよう、千尋は心密かにこの甥っ子のこと案じていた。 その等間…